『汗はこまめに拭き取る‥の弊害』
サッポーはあちこちで、汗を肌に溜めてはいけません、汗はこまめに拭き取りましょう、汗を溜めると角質層がふやけ崩れやすくなります。
…このような主旨の注意をしています。
肌が育つ環境に大量の汗は邪魔者です。
「なるほど、それはそうね!」
「角質が剥がれやすくなったら大変だもん!」
ということで、せっせと汗の拭き取りに励んでいたら、なんだか肌がpリピリしたり、チクチクすることが増えてきました‥!?
「肌が過敏になってきたのかしら?....どうして?」
「紫外線は注意していたし、職場の乾燥はいつもの通り..?」
「他に何か..私、良くないことをしちゃったのかしら」
これはたぶん、汗の拭き取りに間違いがあったと思われます。
「えーーーぇ!そんな(>_<)・・どうして?(;_;)」
「なるほどと思って、言われた通りしてたのに..なぜ?」
こんなご相談が増えてきます。これからますます汗を掻くことが多くなります。
汗を肌にためないケア、そのエッセンスをお届けします。
◆汗を肌に溜める弊害
汗を肌に長時間溜めると(汗ばんだ状態が続いていると)、長風呂した時足の裏や手のひらの角質が白っぽくふやけるように、顔の肌の角質だってふやけています。必要以上に水分を溜め込んだ角質層は崩れやすい状態です。角質層が薄い顔の場合、これは大変な危機です。
様々なトラブルに発展する素地になります。
◆汗を溜めない工夫・その1
こまめに拭き取ることが基本です。でもここで注意は、拭き取りのタイミングと、拭き取り方法の巧拙です。
1.拭き取りのタイミング
こまめにといっても、汗が出続けている時は拭き取る必要はありません。もちろん見た目の悪さをカバーするためにそっと吸い取ることはしてよいのですが、いたずらに拭き取り回数を増やすのは、角質を傷めることに繋がりやすいのです。
汗をかく状態から、涼しい環境に変わった時などに、身体の熱さが退き始めると、やがて汗もひき始めます。この時が汗を拭き取るタイミングです。
この時を逃さず拭き取ることを、“こまめに”といっているものです。乾いていく時に汗を含んだ肌のままだと、肌は保水力のない肌に傾いていきます。
2.汗拭き取り法の巧拙
サッポーが擦ってはいけないと繰り返し言ってるので、これは良く守られています。崩れやすくなった角質層を強く擦って拭くと簡単に角質層は壊れていきますからね。
私どもカウンセラーが強調したいのは、タオルやハンカチ、ティッシュなどを強く押さえて汗を吸い取るリスクです。肌にそっとあてがうだけで吸い取るようにするのが正しい方法です。
濡れてふやけた角質より繊維は硬いのです。柔らかな素材に思えてもそっとあてるだけです。
◆汗を溜めない工夫・その2
1.汗の多い肌は整肌(保湿ケア)のベースはスキンコントロールローションで行い、保湿能の超高いスキンローションは避ける(控える)‥保湿能が汗を捕捉しないためです。
モイスチュアエッセンスも同様です。
2.乾燥保護のケアは、リクイッドモイスチュア(乳液)から油性度の高いモイスチュアクリームに切り替えます。
掻いた汗が流れるようになり、肌に溜まりにくくなります。
あなたの汗の処理方法、間違いはありませんでしたか?
2010.07.01配信分
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