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ラメやパールが肌に残って…

 洗顔後に鏡を見て
「あっ取れてない!」
「肌に残っていたら、良くない!」

慌てて、指や爪で落としたり、もう一度クレンジングや洗顔をしている‥‥このような経験はありませんか?

 「いつも残るから、クレンジングも洗顔も念入りに」
‥‥このような人も多いでしょう。

 ラメやパール様顔料を使用したメイク・ベースメイク製品を使用した時に残るんですね。


◆ラメやパールがなぜ肌に残るのか?

 メイク製品、ベースメイク製品に使用される顔料の定番は様々な鉱物の粒子ですが、なぜラメやパール顔料が残りやすいのか?3つの要因があります。


(1)育ちが悪く肌が硬くなりやすい
(2)粒状ではなく薄片状の顔料は肌に密着しやすい
(3)ウォータープルーフ仕様は洗っても落ちにくい

 それぞれが顔料の居残る原因になり得ますが、複数の要因が重なっているケースも多いようです。

 また、ラメやパールは光るので目立ちますが、同時に他の薄片状顔料(タルク,セリサイトなど)も少量残っています。目立たないので気づかないだけです。


◆顔料が肌に残ると良くない!?…洗い過ぎの弊害

 「顔料が残るなんて、肌に良くない!」
と決めつけている人が多いようですが、これは程度の問題です。時間が経っても変質しない無機鉱物(顔料)の粉体が肌に居残るのは問題なしとするのが正解です。

 他の化粧料がたくさん肌についた状態を放置するのは良くありません。時間が経つと汚れそのもの、酸化の弊害カビ菌など雑菌の温床になります。

 ところが、害がなくても残ると目立つというのは厄介なのですね。よく見ると点々と顔料の居残りが見える‥‥といった程度でも、必死で洗い落とそうとする人が多いのです。

  油性の汚れは洗浄剤で簡単に溶けて洗い流せるものですが、顔料は溶けないし、ピタリと密着しているもので、洗い取れるものではありません。取り除くには物理的な力業となります。無意識に力が入り洗い過ぎ擦り過ぎによる角質剥がしをしています。

 このようなことをしていたら、肌の育ちは期待できません。肌の健康と美しさを犠牲にした汚れ取りになります。健康的な清潔さは、ほどほどの清潔さを目指す中にあります。


◆顔料が肌に残る…正しい対処 (肌が育つケアを無効にしない!)

 「そうはいっても、顔料が肌に残るのは我慢できない!」このような人は多いでしょう。サッポー流の正しい対処法を伝授いたします。


(1)ウォータープルーフのメイク・ベースメイクは常用しない
  全く使用しないというのではなく、特別な時だけにしましょうということ、良い面もあるのですから。でも、日常的に使用すると、顔料が落ちにくいだけでなく、肌の育ちが低下していきます。



(2)根本的な対処は肌が育つこと
 よく育った肌は乾いてもそんなに硬くなりません。ピタリとはりついた扁平な顔料も、クレンジングや洗浄時の優しいクルクルで、自然に浮き上がり洗い流されます。育った肌には柔軟さがあるからです。

  でも、これは今すぐ叶うわけではありません。肌が育つのを待つことになります。



(3)今すぐできる安全な落とし方‥‥肌を柔らかくする

▼1.お風呂でクレンジング

 入浴中、肌が湿って十分に柔らかくなった頃、乾いたタオルで水分をおさえ、サッポーのクレンジングでクルクルします。後はすすぐだけです。


▼2.クレンジングパック?の後、クルクル

 ぬるま湯ですすぎ洗いし、タオルでおさえた後、サッポーのクレンジングクリームを塗りつけ、5分程度放置した後、クルクルを始めます。そしてすすぎ洗いです。

 以上の二つの方法は、いずれも一時的ではありますが、肌を柔らかくしてくれ、顔料が浮き上がりやすい安全な方法です。


▼3.サッポーのクレンジングで落ちないものは諦める

 いつも通りすすいだ後、サッポーのクレンジングでクルクルしてすすぎ流した後に肌に残っていたら、それ以上に落とすことは諦め、所定のスキンケアをしてそれで良しとします。



 以上3つの方法なら、いずれでも安全性はOKです。肌が育つケアを邪魔しません。但し、順当には、(1)がもっともきれいに落とすことができます。
次に(2).、次が(3).ですが、サッポーは(3)で十分と考えています。



 肌の育ち度状態や、当日の乾燥や紫外線との付き合いにより、ラメやパール顔料のこびりつき方も変わります。そんな時一喜一憂せず、正しい対処を続けましょう。

 大切なのは、たとえ居残っても取り除くことを諦めることです。肌が育つことを優先しましょう。肌が育つと、洗い残りそのものが無くなります。


2013.12.12配信分

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