早めが決め手!花粉症対策
毎年3月頃になると、憂鬱になる人がいます……そう花粉症に悩まされる人達です。
今年はいつもより早く手を打ってみましょう。早めに対処したら驚くほど症状が軽微になり、ほとんど気にならなかったという人もいました。
“肌が育つケア”で、日頃からバリアーを強化しておくことは基本ではありますが、花粉症の発症は目・鼻・喉などの粘膜部分から始まります。これらの部位も肌が育つケアで……というわけにはまいりません。
サッポーでは、花粉症は医薬のお世話になることをお薦めしています。病院で薬を処方してもらいましょう。内科・耳鼻咽喉科・アレルギー科などで対処してくれます。
処方薬は、第二世代抗ヒスタミン薬(20種程ある)のいずれかになると思われます。眠気や口の渇きに悩まされることなく、よく効くため、好んで使われるようになりました。
薬剤師の指導を条件に、ドラッグストアでもいくつかの薬が購入できるようになりました。忙しい方は、こちらも利用しましょう。
この薬を使用する際は、その特徴を理解し、上手に利用して欲しいのです。
・効果が出るのには日にちがかかる
・効果の持続が長く、服用を続けるとさらに高い効果が得られる
ということは、つまり、
・事前に薬の服用をスタートし、花粉が飛散を始める頃には、薬が効いている状態を作り上げておく
……これが効く秘訣です。
早く手を打つとは、早く薬を飲み始めるということなのです。
花粉症対策にもう一つの秘訣があります。医薬の力を借りるのと併せ、敏感肌対策として、いつもサッポーがお薦めしているマスト細胞対策を実施することです。
たとえ肌に敏感さがなくても、花粉症の人のマスト細胞は敏感に反応する癖がついています。普段からマスト細胞を落ち着かせておけば、アレルギーの影響は最小限に抑えられます。
毎年のカウンセリングにおいて、薬とマスト細胞対策の組合せがとても有効だと、実感しているところです。
《花粉症のマスト細胞対策》
○…花粉に触れる頻度を減らすことは基本
◎…浴室を暖めて、お風呂やシャワーの湯温は38℃台に!
○…目・鼻・喉の粘膜を傷める物理的刺激に注意!
(目を擦る、鼻を強くかむ、強い咳等々に注意)
マスト細胞対策について、詳しくはこちら
※参考※
「
敏感肌を長引かせているのは何? マスト細胞を活発化させる3つの刺激」
次に、今年の花粉飛散情報を探ってみました。飛散開始やピークがいつ頃なのかを知っておくと、薬のスタート時期が分かります。
飛散が始まる10日前〜2週間前から服用を始めるのが、最も効果が高いタイミングとなります。
●日本気象協会の最新発表(1/17)
飛散開始は、九州、四国、東海、関東の一部では2月中旬
飛散のピークは3月で、東京は飛散量が多く、飛ぶ期間も長い
※
参考サイト
●ウエザーニュースの発表(12/4)
飛散量は全国平均で2018年の2.7倍予想
2月初めに関東や九州南部を中心に飛散が始まり、2月中旬には西・東日本の広範囲で飛び始め、3月上旬にかけて飛散エリアは東北へ拡大
西・東日本で飛散ピークを迎える時期は、スギ花粉が2月下旬〜3月中旬、ヒノキ花粉が3月下旬〜4月中旬の予想
但し、東日本を中心に6年ぶりの大量飛散の恐れも指摘
※
参考サイト
いずれの情報も、もうあまり猶予のない地域が多いです。
花粉症に悩む方は、即刻スケジュールを立てましょう。
こちらのサッポー美肌塾も参考に
※参考※
「
花粉症の発症が肌の悪循環をつくる」
▼ケアを迷った時は、スキンケア相談室をご利用下さい。
※スキンケア相談室
0120-847-899 (電話相談) 平日9:00〜18:00
相談フォーム (24時間受付)
2019.01.31 配信分
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