薄着の季節が始まる前に……どうにかしたい!背中のニキビ
「時々ぽつんと、赤ニキビのようなものが背中に……」
「一つ、二つ、いつも背中に赤いポツポツがある……」
このような悩みを抱えている方は意外と多いものです。何とかしたいと思いつつ、ついついそのまま放置……なんてことはありませんか?
すっかり諦めモードに入っている方も多いかもしれません。何年も付き合っていたら「私の背中ニキビは体質だから」と自分を納得させていたり……。
でも、背中の肌も顔と一緒です。大丈夫!良くなります。
実はこの背中のポツポツ、いわゆる皮脂が詰まったニキビであることは少なく、たいていは毛穴の炎症“
毛包炎”です。炎症(赤み)の原因はニキビのアクネ菌ではなく、脂漏性皮膚炎と同じ真菌(カビ菌)であることが多いのです。
治療はそう難しいものではありません。夏までに治したいなら、今から医師の診断を受け、薬を処方してもらいましょう。
ところが、中には「何度受診しても、その時は良くなるが、またできてしまう。どうしようもない……」と思い込んでいる方もいます。
これは赤みが消え、背中がきれいになった時点で「完全に治った」と思ってしまうことが大きな間違いなのです。医療や薬の力で、炎症が一時的に抑えられているだけ、まだ菌の繁殖しやすい肌状態にあります。
そもそもアクネ菌や真菌は、ほとんどの肌に常在しています。単純に菌を殺してしまえば良くなるか、というとそうではありません。なぜなら、これらの菌は普段、肌を健康維持するために働いているからです。
問題は、この私達を守っている常在菌が増殖することです。その結果、常在菌のバランスが崩れ、トラブルに巻き込まれやすい肌環境になってしまうのです。
なぜ常在菌が増殖するのか、はここでは解説しませんが、中の赤いポツポツを完治させる大事なポイントは、医師の治療や薬のおかげで炎症が消えた後です。ここから本当の勝負が始まります。
すっかりよくなるまで、背中にも“肌が育つケア”を続けましょう。よく育った肌が維持できるようになって初めて、真菌やアクネ菌の増殖が起きない環境になります。
具体的な対策と注意事項は、こちらのサッポー美肌塾を参考に。
「
背中の炎症ニキビが出来たら……対策はどうする?」
▼ケアを迷った時は、スキンケア相談室をご利用下さい。
※スキンケア相談室
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2019.03.28 配信分
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